練馬区で評判の皮膚科で行われるいぼの治療について紹介

2023/07/28

液体窒素療法でいぼを取り除く

いぼの除去には、「液体窒素療法」と呼ばれる治療法を利用することがあります。液体窒素によっていぼを凍結させ、取り除く方法です。

具体的には、いぼに196度の液体窒素を綿棒などを用いて当てます。非常に低い温度に触れたいぼは凍結後に壊死し、剥がれ落ちやすくなるのです。剥がれ落ちた部分は新たな皮膚が再生するため、心配はありません。液体窒素療法は1度で完了するものではなく、1～2週間の間隔をあけて複数回行うことで効果を発揮します。

いぼを取り除くにあたっては、CO2レーザー（炭酸ガスレーザー）を活用することもあります。いぼだけでなく、盛り上がったホクロやシミの除去にも、CO2レーザーは効果的です。

まず取り除きたいいぼがある部分に局所麻酔を行い、それからCO2レーザーを当てます。いぼの細胞がレーザーによって蒸散され、同じタイミングで周囲の熱凝固作用により固まるため、出血することもありません。早期のいぼにしか使用できませんが、跡が残りづらく手軽な点が魅力です。

いぼの状態が軽い場合は、はさみで切除することも可能です。ある程度隆起していてはさみで切れるであれば、手軽に実施できる方法だといえるでしょう。

実施方法は非常にシンプルであり、いぼをピンセットでつまんで根元からハサミで切除するだけです。小さいいぼであればほとんど出血せず、治療もすぐに終了します。最もきれいで早く治療が終わる方法であり、特に根元が細く、飛び出ている「スキンタッグ」と呼ばれる種類のいぼには効果的です。